現実逃避の何が悪い

小説だって若者の読み物だと過小評価されていた時代はありました。ならば、ゲームや漫画やアイドルだっていつかは大衆に認められるはず。微力ながら、そういうお手伝いができればよいと思っています。

2016-01-01から1年間の記事一覧

杏果は長期休暇させるべきである

かなり間が空いてしまったが、我が愛する有安杏果が再び窮地に立たされているので久しぶりに更新する。 先日のフォーク村で、昨年に続き再びあの悪夢が蘇ってしまった。杏果が放心状態になりカメラに映らなくなる事案が発生した。原因は歌がうまく歌えなかっ…

拝啓、十二の君へ。二十一の有安杏果より

夢がかなう瞬間 久々のブログとなってしまいました。 今日はとても良いことがあったので、ここに書こうと思います。 本日、僕が生涯推し続けると誓ったももいろクローバーZの有安杏果の初のソロコンサートでした。率直の感想は、本当に完成度が高かった。今…

【世界一難しい恋】コミカルな台詞回しと脇を固める小池栄子杉山哲太

お久しぶりです。かなり久々になってしまいました……。 さて、新しいシーズンも始まり続々と新ドラマがオンエアされて来ました。まだ始まったばかりですが初回で心を奪われたのは嵐の大野くん主演『世界一難しい恋』です。プロデューサー櫨山裕子、脚本金子茂…

【ライブ参戦記】4/2 西武ドーム1日目 AMARANTHUS

札幌がキャンセルとなり、待ちに待ったDOME TREKに参戦してきました。今回はAMARANTHUSしか参加できませんでしたが、感想をつらつらと書いていきたいと思います。 アルバム2枚を引っさげての今回のツアー。しかも一日目と二日目をそれぞれのアルバムで分ける…

ジャンププラチナ期

かつて、最高で653万部を記録した週刊少年ジャンプ。『ジョジョの奇妙な冒険』『北斗の拳』『るろうに剣心』など今でも人気の続く数々のタイトルが揃っていたその時代を「ジャンプ黄金時代」と謳われました。それに比べると、今のジャンプは劣ることは正直否…

【相棒】ファッションとしてのテロ

旅行に行っていたためしばらく更新をストップしていました。申し訳ありません。 年度末も近づくなかでドラマが次々と最終回を迎えていますね。今シーズンは面白いものが多かったから寂しい……(T^T)毎回2シーズン跨いで放映される『相棒14』もついに最終回。…

細田守の「ふたつの世界」 その2

花はファザコンだった 昨日に続き細田守について語りたいと思います。先日もいったように、「現実世界で足りないものを物語は補ってくれる」ということを論じました。この考えで『おおかみこどもの雨と雪』も解釈していこうと思います。 台風の日、雨は森が…

細田守の「ふたつの世界」

「ポスト宮崎駿」と謳われる細田守監督。彼が描く絵は、手書き感とCGをうまく混ぜ合わせて美しい表現をなしていると思われます。しかし、僕は『おおかみこどもの雨と雪』(以下、『おおかみこども』)と『バケモノの子』(以下、『バケモノ』)にはどうも違和…

真理を追い求める人にはテストなど必要ない

genjitutouhi.hatenablog.com 現在ジャンプで連載中の漫画『左門くんはサモナー』というギャグマンガがあります。同作品は、学校が主な舞台で登場人物も高校生です。あらすじについてはあまり触れませんが、ある意味学校文化のアンチテーゼになっている漫画…

【ネタバレあり】『暗殺教室』の思い出

ご無沙汰になってしまって申し訳ありません……。毎日更新をモットーにしていたのですが、これではダメですよね。それでも読んでくれるとありがたく思います。 さて、漫画『暗殺教室』も残り2話となりました。2012年に連載が開始され、初期のほうから読んだい…

『フォースの覚醒』は技術に追いついていなかった

genjitutouhi.hatenablog.com 今日は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の4Dxを見に行きました。これほど4Dx と3Dをうまく使った映画はなかったです。僕は『スターウォーズ/フォースの覚醒』(以下、『フォースの覚醒』)で初めて4Dx を経験したので…

正義とは主観でしか語れない

genjitutouhi.hatenablog.com 様々な物事で語られる「正義」というちょっと口に出すと恥ずかしい単語。仮面ライダーでも僕らに「正義」とは何かということを問いかけます。ここで、他の作品では「正義」をどのように捉えられているか考えていきます。 1.勝者…

坂元裕二という男

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(以下、『いつ恋』)が盛り上がっていますね~。練くんは無事に危ない仕事から足を洗ってくれてよかったよかった。まあ、僕は西嶋弘明が好きなのでちょっと複雑なんですけど……。 さて、大半の連ドラは脚本で…

【アルゴ】とっぴょーしもないアイディア

今日は『アルゴ』という作品を見ました。この作品は2012年のアカデミー賞で作品賞などを受賞した映画です。 あらすじを説明しますと、1979年に起きたイラン革命がきっかけでアメリカに亡命したモハンマド・レザー・パフラヴィーの返還を要求する際に、イラン…

期待の新星

世界的映画監督、芥川賞作家と、様々なジャンルで活躍するお笑い芸人。そんなお笑い界に新たな新星が現れようとしています。モノノフの方はもうご存知かもしれませんが、去年のおおみそかライブの芸人コーナーで注目を集めたパーマ大佐が今熱いです! こう見…

なぜアニメの都会は燃えるか

今日は日本アカデミー賞でももクロちゃんがレッドカーペット歩いていましたね。『幕が上がる』がより多くの人に見られることを願います。 さて、アニメのモデルとなった舞台を実際に回る「聖地巡礼」というものがありますがそれが都市部だとあまりそういうふ…

【鋼の錬金術師】未だに分からないことだらけ

小さいころから大好きで何度も読み返した作品。僕の漫画好きの始まりとなった漫画です。これほど徹頭徹尾、読者を飽きさせない長編漫画があるでしょうか。 久しぶりに読み返してみてもやはりその面白さは色褪せなていなかったです。しかし、意外とまだ分かっ…

今Rapが来ている。

深夜放送で今話題の『フリースタイルダンジョン』はご存知でしょうか。 モノノフの人は最近ももクロちゃんが冠番組でフリースタイル対決をしていたので記憶に新しいでしょう。あれはおそらくこれの影響でしょう。 これは、5人のモンスター(ラッパー)とチャ…

【ヘイトフル・エイト】よくぞ3時間で描いた

今日はファーストデイということで、『ヘイトフル・エイト』を見てきました。 正直、密室ミステリーとしてはイマイチでしたね。ただ、本当に舞台が小屋ひとつだけでよくぞ3時間もの長編映画を作ったと思います。そのあたりの腕前はタランティーノならではと…

西野亮廣という男

最近、テレビ見ることが少なくなったキングコングの西野亮廣。実は彼、テレビではない場でたくさん活躍しているのです。去年目立った活躍といえば、渋谷で行ったハロウィンの後のゴミ清掃ですね。コスプレをした人たちが捨てていったゴミを集めて、ひとつの…

製作側の意図

仮面ライダーのような子供向け番組を必ず誰しも見ると思います。僕は平成仮面ライダーが最初だったので、特に仮面ライダーがどういうものかを知りませんでした。シリアスな展開も、何とも思わず見ていました。 何も考えず見ていたからあまり記憶もないんです…

細田守のユートピア

最近、細田守監督についてよく考えることが多いのですが他の作家とは何が違うのかと物思いに耽っていてふと思いついたのは細田守の理想郷のはなんなのだろうかということです。 たとえば、ジブリの宮崎駿のユートピアはまさに人間のいない世界、もしくは人間…

手書きの美しさ

今日、久しぶりに『ピノキオ』の冒頭部分を見ました。 改めて絵の美しさや映像的快楽を味わい、心が洗われました^^。当時は全部手書きで描かれているため、絵のタッチがとても柔らかい。背景の動きも少なく非常に見やすかったです。 そして、不思議と少し怖…

本当に若者の動向を追いかけているのだろうか?

モノノフ界隈では少し話題になっていたクイックジャパン(以下、QJ)が先日発売されました。まあももクロをよく特集し個人的にもお世話になったので少し読んでみたのですが、結論からいうと実につまらなかったです。 冒頭の新編集長のあいさつで、「今の若者…

日本の教育になじめなかった少年の復讐

最近友人と『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』について話していたら、あれって日本の教育体制に馴染めなかった少年、ヒロキくんが日本の世襲制をぶっ壊すっていうかなり壮大なテーマだよね、という話になって盛り上がりました。 確かに、ヒロキくんの過去の…

過去作品は次々と塗り替えられていくのだろうか

以前に、『エイリアン』と『エイリアン2』を鑑賞しました。『エイリアン2』は面白かったのですが、『エイリアン』は正直じれったくてイマイチでした。未確認生物がいるのに、猫を追いかけるという少し理解できない展開があって退屈でした。ただ、両作品とも…

いやいや川上さん、考えてるでしょ?

以前に、ドームツアーは負けに行っているという記事を書きました。 genjitutouhi.hatenablog.com 今回の「SWITCH」のももクロ特集で、川上さんのインタビューが載っていました。残念ながら、この記事ではっきりと目標は掲げない、と断言していて僕の予想は大…

タイムを競うことの馬鹿馬鹿しさ

youtu.be 久々にお笑い記事にしました。 今日はバカリズムのネタ『はやすぎた男』をご紹介します。このネタは陸上の国際大会で100m走を2秒台で走ってしまった男の記者会見を描いたものです。これまで9秒台で争ってきた100m走でいきなり2秒台を出してしまって…

ももクロが与える新たな価値観

ドームツアー一日目をついに迎えましたね。ものすごい評判がよくて本当にうらやましい限りです。早く4月が来ないものか。そして僕の推しメン、有安杏果のソロコンが決まり喜ばしい限りであります。本当に楽しみが多すぎます。 さて、たまに考えるんですけど…

【AMARANTHUS&白金の夜明け】女性こそ本当に美しい

久しぶりに移動の時間はイヤホンを耳に入れる日々が続いているます。もちろん、ももクロの新アルバムをエンリピしています^^ 今回、一番気に入っている曲は『イマジネーション』です。以前記事にも書いたと思いますが、清竜人が作詞作曲した楽曲になります…