現実逃避の何が悪い

小説だって若者の読み物だと過小評価されていた時代はありました。ならば、ゲームや漫画やアイドルだっていつかは大衆に認められるはず。微力ながら、そういうお手伝いができればよいと思っています。

ももクロが与える新たな価値観

 ドームツアー一日目をついに迎えましたね。ものすごい評判がよくて本当にうらやましい限りです。早く4月が来ないものか。そして僕の推しメン、有安杏果のソロコンが決まり喜ばしい限りであります。本当に楽しみが多すぎます。

 

 さて、たまに考えるんですけどやはり一時代を築いたアーティストは全て何らかの価値観を大衆に与えてきたと思います。たとえばSMAPなら「男のかっこよさ」とは「強くてカッコイイ」だけでなく、料理もでき、ユーモアのセンスがあり、趣味が充実しているなどのような定義を変えてしまうほどのものでした。AKBならクラスにいるような少しかわいい女の子でも、尋常じゃない努力を積み重ねれば「スター」になれるというものでした。もちろんももクロもアイドルの王道を外れて新たな価値観を与えたと思います。しかし、それはあくまでもアイドルの域を越えてません。全ての女の子に共通するような何かを与えているとは僕は思いません。

 

 これまで女性グループアイドルは、せいぜい三十路を過ぎたぐらいで解散してきました。その常識をもしももクロが壊したとき、おそらく何らかの価値観を世間に与えているのではないでしょうか?いくつになっても女は美しいいられる、と僕は考えたのですがイマイチピンと来ませんでした。メディアでは松田聖子を永遠のアイドルと称しているかもしれませんが、正直僕ら世代からすると彼女はかつて一時代を作ったタレントにしか見えません。もし僕が50歳ぐらいになったときに、10歳ぐらいの子供たちがももクロメンバーを「アイドル」として認識しているのなら、きっと新たな女性観を彼女たちは与えているであろうと僕は信じたいです。残念なのは、その女性観とは何かということを今の僕の言葉ではいい表すことができない。もっと修行します!

 

最期までご覧いただきありがとうございました。