現実逃避の何が悪い

小説だって若者の読み物だと過小評価されていた時代はありました。ならば、ゲームや漫画やアイドルだっていつかは大衆に認められるはず。微力ながら、そういうお手伝いができればよいと思っています。

製作側の意図

 仮面ライダーのような子供向け番組を必ず誰しも見ると思います。僕は平成仮面ライダーが最初だったので、特に仮面ライダーがどういうものかを知りませんでした。シリアスな展開も、何とも思わず見ていました。

 

 何も考えず見ていたからあまり記憶もないんですよね。ただ、最近になって改めてみると本当にすばらしい。仮面ライダーとは何か。なぜ暴力を否定する主人公が自ら暴力で怪人を倒すのか。さまざまな意味がこめられていたと改めて気づくことがあります。でも小さいころなんてそんなことも考えずに「かっこいいな~」程度のことしか覚えていないんですよ。

 

 そう考えると、製作側の意図としてはやっぱり子供のころ見ていた人が大人になってもう一回見ることを想定しているとしてしか思えなくなってきました。子供のころはわからなかったけど大人になって分かる。世の中そういうことばかりだと思います。僕は製作側の術中に見事はまってしまったということですね(笑)。

 

 製作者の人はいろんなことを考えて作っている。だから僕たち消費者はしっかりそれを受け止めないといけないのでしょう。もう一度、子供のころ見ていたやつを見ようかな。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。