現実逃避の何が悪い

小説だって若者の読み物だと過小評価されていた時代はありました。ならば、ゲームや漫画やアイドルだっていつかは大衆に認められるはず。微力ながら、そういうお手伝いができればよいと思っています。

「純粋」とは何だろうか。

アルバムが盛り上がっていますね。それほどの完成度ということですね。さて、Twitterで出回ってきたので面白い記事がありました。

 

magazinesummit.jp

 ももクロがエロを排除してきたというのは言わずもがなの事実ですね。水着どころか身体のラインがくっきりしてしまうような服でさえ、川上さんが注意していたのは覚えています。ラジオ放送でさえ、衣装で訪れるのはそういう理由なんでしょうね。最近は私服も増えましたが。

 

 ただ僕は前からももクロメンバーを性の対象としてみていないというのは疑問に思っていました。どんなに純粋なファンでも親目線とか言っていますが、どこかに女の子として彼女たちを見ていると僕は思います。所詮、赤の他人ですからね、たまに大学生ぐらいのファンがそういうことを言っている姿を見て苦笑しています。

 

 もちろん水着などをなくすことによってそういうエロい目でメンバーを見るようなことは普通のアイドルよりは少ないと思います。でも、それでこのモノノフとももクロの信頼関係が築けるものだったとは僕は思いません。最大の理由は握手会のような接触イベントの排除にあると思います。運営が握手会をなくした意図は、メンバーがモノノフに不快感を抱かないように誘導するためだったのではないでしょうか。やっぱり何万人かいたら中にはマナーの悪いファンはいます。そういう人が握手会のときにメンバーにちょっかいを出すようなことがあると、たとえ一人であろうとメンバーのモノノフへのイメージが悪くなる。それは信頼関係に悪影響を及ぶに決まっています。

 

 握手会がないかわりに、緩衝材としてたまに地方局にいったときに接触させてモノノフの欲求を満たしているのでしょう。そういうところは非常にうまいですね。まあ僕自身がメンバーを見てドキっとすることがあるだけで、本当に純粋な人はいると信じたいですがなかなか人間そんなうまくできてないと思います。童話の『幸福な王子』で有名なオスカー・ワイルドの格言の中に

男と女の間に友情はあり得ない。情熱、敵意、崇拝、恋愛はある。しかし、友情はない。

とあるように、ももクロメンバーには崇拝といった方が近いのでしょうね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。