現実逃避の何が悪い

小説だって若者の読み物だと過小評価されていた時代はありました。ならば、ゲームや漫画やアイドルだっていつかは大衆に認められるはず。微力ながら、そういうお手伝いができればよいと思っています。

子供に道徳を教えるのは難しい

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「子供に道徳を教えるのは難しい。」

 

以前に、大学の先生がこうおっしゃっていました。確かに何がいけなくて、何がいいのかというのを教えることって難しいですよね。いたずらする子はいつまでもいたずらするし、虎の威を借る狐の子はいつまでも狐だし。

 

ただやっぱりそういうのを教えてくれるのはキッズ番組だと思います。最近平成仮面ライダーシリーズを見直しているのですが、そこで言われていることはとても大人になるときに大切なことばかりです。ただ、それに気づけないのが子供なんだと思います。しかし、そのときは意味が分からなくても何となく子供のなかに「~はいけない。」という概念は刻みこまれるのではないでしょうか。

 

僕も小学生のころは道徳の時間に、よくガンコちゃんを見ていました。ただ、今思うとその後何したかは覚えていません。多分見て終わりだったのでしょうね。だからそのとき先生たちがするべきことは「あのキャラクターは~したけど、みんなはどう思う?」という疑問を子供たちに投げかけるべきだったと思います。「どうして、仮面ライダーは暴力はいけないって言っているのに、彼らは怪物を殴っているの?」という疑問を当時誰も僕に投げかけてくれませんでした。

 

やはり僕が思うに、大人たちの役目は子供たちにそういうことを考えさせる癖をつけさせるべきだと思います。まあ、意外とそれを分かっていない大人は多いですけどね(笑)。大人でさえ道徳を分かっていないのに、子供に教えられるわけないですよ。だから、まあ僕は子供がどういうものを見ているのかとかをしっかり見ていられる大人になりたいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。