現実逃避の何が悪い

小説だって若者の読み物だと過小評価されていた時代はありました。ならば、ゲームや漫画やアイドルだっていつかは大衆に認められるはず。微力ながら、そういうお手伝いができればよいと思っています。

プレゼンはこれで完璧!

今回紹介するのはお笑い芸人、バカリズムのコントです。

youtu.be

 

このコントは同僚の女性社員のおっぱいを触るためにバカリズムが説得するコントです。内容はゲスいかもしれませんが、劇中のバカリズムのプレゼン力がすごいのなんの。

 

まず初めに彼は唐突におっぱいを触らせてくれる?っと主張します。もちろん断られるのですがここで引き下がるバカリズムではありません。彼はおっぱいを触らせたくない理由をひとつひとつ潰していく方向に持っていくのです。

 

次に彼がした行動は彼女のヒジを触らせてもらえるかを聞きました。ヒジぐらいなら、といって彼女はそれを許します。ここで、彼はヒジとおっぱいの違いについて説明します。俺にとっておっぱいは性的なものじゃないとめちゃくちゃなことを論理的に説明するわけです。それっぽい感じで彼にとっておっぱいが性的なものじゃないということを見事証明しました。他にもいくつかの理由を潰していくのです。

 

終盤に差し掛かると彼は質疑応答に移ります。彼女が『恥ずかしい』という理由を提示しました。すると、彼は『恥ずかしい』とはなにかといって定義を始めるのです。そして、『恥ずかしい』とはあくまでも相対的なものと定義し、彼女よりも今必死でおっぱいを触るためにプレゼンしている自分の方が恥ずかしいと言って『恥ずかしい』という理由を潰すのです。

 

そして、全ての理由を論理的に潰していったバカリズムは見事説得することに成功しました。内容はゲスいとはいえバカリズムのプレゼン力は素晴らしいものでした。ここでのポイントは3つ。『提示』『比較』『定義』

 

面白おかしく、プレゼンというものを学べるのではないでしょうか?これをまともなものに落とし込むことは可能だと思います。お笑いも舐めたものではないことは分かりましたか?笑

 

最後までご覧いただきありがとうございました。