現実逃避の何が悪い

小説だって若者の読み物だと過小評価されていた時代はありました。ならば、ゲームや漫画やアイドルだっていつかは大衆に認められるはず。微力ながら、そういうお手伝いができればよいと思っています。

根をのばしたしおりん

 

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今年のしおりんは僕の中ではあまり目立たなかった印象です。舞台「幕が上がる」で特別高く評価されていましたが、素人目からはどのメンバーもすごかったとしか思えませんでした。もちろん彼女が成長していないわけでなく他のメンバーと同じように成長していると思います。今年はあーりんが目立ちましたからね。単純にかすんだだけではないでしょうか。

 しかし、僕は来年こそしおりんが爆発する年だと思います。彼女は「幕が上がる」で大きく成長しました。おそらく彼女はももクロに入って初めて一人で悩んだのだと思います。東京でのロケ、ビル群を見上げるシーンで彼女は納得のいく演技ができませんでした。帰りのロケ車で一人泣いていたと聞きます。これまで平均点を取れていたのに初めて落第点を取ったのでしょう。だからこそ、己というものがどういうものかを理解したのでしょう。QJの密着特集でも気づくことのできなかった自分に……。

 この映画撮影での経験が舞台につながったのだと思います。かつてないほどの集中力を彼女は発揮しました。それが高い評価を受けたのでしょう。自分がどういう人かを知った彼女はきっと来年大きく飛躍すると思います。楽しみですね。