現実逃避の何が悪い

小説だって若者の読み物だと過小評価されていた時代はありました。ならば、ゲームや漫画やアイドルだっていつかは大衆に認められるはず。微力ながら、そういうお手伝いができればよいと思っています。

アイドルのジレンマ

こんばんは。もう少しで長い春休みが始まります。色々挑戦して自分の可能性を拡げられる休みにしたいです。

 

さて、今日お笑い芸人のダイノジが企画している『ジャイアンナイト』というDJイベントの話を聞きました。元々ダイノジの二人がまだ芸人として売れていないとき、生計を立てるために始めたイベントらしんですが、芸人だけで食べていける程度になった今でも続けているそうです。

 

この『ジャイアンナイト』がとても動員力がありまして、様々なロックフェスに引っ張りだこだそうです。そこで、面白いなと思ったのが、音楽を流しているときステージの上で素人がダンスを踊っているらしいです。ただ、この人が全くダンスの基礎もなく滅茶苦茶で下手くそなダンスを踊るそうです。とてもじゃないけど、金を払って見にようなものじゃないのですがそこでお客の面白いのが、皆でその人の踊りを真似するそうです。

 

なぜ観客が彼の踊りを真似するかというと、そうでもしないと自分たちがつまらないからだそうです。ただただ音楽を聴いて、彼の踊りを見ているだけでは満足できないので自分たちも参加しようという気持ちから起こるそうです。

 

これってすごく女性アイドルのライブに似ていませんか?まあ素人よりはダンスも歌もうまいほうだとは思いますけど、プロのレベルではありませんよね。それを見ているだけでは飽き足らずドルヲタがコールや振りコピなどをし始めたのではないでしょうか。確かに、そっちの方が楽しいですよね。

 

しかし、2,3年前あたりからももクロのライブにコールはいるかという問題が浮上しましたね。特に新曲に関しては色々いわれがちですよね。確かに最近のももクロちゃんは歌唱力も上がったし、ダンスも揃うようになってきたと思います。確実にパフォーマンス力は上がっています。ただ、そうなると僕たちモノノフのなかからそのパフォーマンスを見ていたいと思い出す人が増えてくるのではないでしょうか。けれども、アイドルのライブってそれでいいんでしょうか?ももクロのライブの楽しさは奇天烈なパフォーマンスとファンの参加によるものだと僕は思います。視覚的に楽しむのなら、EXILEPerfumeでも見に行けばいい。では僕はなぜももクロのライブに行っているのか。やはりまだコールとかに参加できるからでしょうね。ただこのままどんどんももクロのパフォーマンスが上がって、整然としたライブになってしまったらどうなるでしょうか。僕はもしかしたらライブに行かなくなるかもしれません。

 

パフォーマンスを上げるのは一見大事なものだと思います。ただ、ももクロに関してはこのままただ歌唱力や表現力を上げるだけでいいのでしょうか。何かもうひとつファクターが必要なような気がします。川上さんはどう考えているのだろうか。

 

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