【AMARANTHUS&白金の夜明け】女性こそ本当に美しい
久しぶりに移動の時間はイヤホンを耳に入れる日々が続いているます。もちろん、ももクロの新アルバムをエンリピしています^^
今回、一番気に入っている曲は『イマジネーション』です。以前記事にも書いたと思いますが、清竜人が作詞作曲した楽曲になります。やはり期待通りの完成度でした。僕が一番気に入っている理由は歌いだしのセリフです。
もしも地球が回ることを止めたなら
私は その瞬間に 胸いっぱい息を吸い込んで 最後の1人になるまで生き残ってやる
そして 息絶えるまでの数秒間 この世界を独り占めするんだ
でも やっぱり最期は 僅かに残った酸素を 貴方とマウストゥマウスをして 半分こしたい
蘇生した貴方と この世の果てを一緒に見届けたい
この世の始まりが アダムとイブなら この世の終わりは 私と貴方にしたい
ー『イマジネーション』
とても素敵な歌詞だと思いました。本当の幸せとは愛する人と一緒に最期を迎えるということですね。
僕はこの歌詞を聞いて、『新世紀エヴァンゲリヲン 劇場版Air/まごころを、君に』の ラストシーンが思い浮かべました。ラスト、主人公の碇シンジはたったふたりっきりしかいないアスカの首を絞めようとします。これは彼が他者の存在を否定したからです。人間とは、それぞれ個性があるから能力の差や貧富の差が起こったり、傷つき傷つけられる。だったら、たった一人、心がひとつだけになったら人間は本当の幸せを手に入れることができる。『人類補完計画』とはこういう意図で行われているという解釈があります。
そんなシンジにアスカは一言、「気持ち悪い」と吐き捨てるのです。個性があるから世の中は面白いのだ。もし心がひとつ、同じ人しかいない世界があるとしたら、それはとても気持ち悪い世界だ。アスカのセリフにはこういう意味がこめられていると言われています。
おそらくこの歌詞の少女も最初はシンジのように考えていたのでしょう。ただ、やはり他者がいることで本当の幸せがあるのだと直前で悟ったのでしょう。そのとき彼女は自分の愛する人を選ぶのです。何だかとても美しいと思いませんか?本当の幸せとは他人がいるから成立する。女性だからこそこういう考えに及ぶのではないでしょうか。やはり女性こそ本当に美しい存在なのでしょうね。
最期までご覧いただきありがとうございました!